ご挨拶

拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。

皆様には平素より日本応用老年学会の活動に一方ならぬご理解とご協力を賜り、心より御礼申し上げます。

 一般財団法人 日本応用老年学会は、老年学(ジェロントロジー)に関わる産・官・学・民のさまざまな分野の方々が集い、学際的な視点から、老年学の成果を社会へ適用・応用することを推進しています。また毎年開催されている大会では、老年学の最新の研究成果や実践の報告はもちろん、医学、看護、福祉、公衆衛生、心理学、社会学、栄養学、経済、教育、住環境、工学、スポーツ学など幅広い領域の大学・研究機関の専門家、行政関係者、企業関係者、民間団体の方々などが一堂に会して、意見交換や情報共有を行い、研究や実践のネットワークを構築していく重要な場となっています。

 この度、第19回日本応用老年学会大会を2024年11月9日(土)、10 日(日)の2 日間、慶應義塾大学日吉キャンパスにて開催することになりました。本大会のメインテーマは「新世代シニアのための社会創造産官学民が共創する未来ビジョン」です。

 メインテーマのもと、最新の研究・実践報告とともに、伊香賀俊治教授(慶應義塾大学理工学部)、前野隆司教授(慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長、システムデザイン・マネジメント研究科)、駒村康平教授(慶應義塾大学 ファイナンシャルジェロントロジー研究センター長、経済学部)を座長に迎え、「住環境と健康」、「地域社会とウェルビーイング」、そして「高齢者が生涯にわたって自立的に経済活動ができる 包摂的な社会経済システムの確立」に関する、大会主催の3つの公開シンポジウムを開催いたします。また学会企画としまして「ジェロントロジーを学ぶ価値」を考えるシンポジウムを予定しております。今後、一段と本格化する超高齢社会を見据えて、産官学民が共創する未来ビジョンを参加者の皆様と熱く議論してまいりたいと考えています。

 皆様のご参加を心よりお待ちしております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

敬具

2023年12月吉日
第19回日本応用老年学会大会
大会長 髙山 緑
(慶應義塾大学理工学部 教授)

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